Strategy Produce

The WAREHOUSE

DATE : 2018

担当:グラフィックデザイン、インテリアディスプレイ、オペレーション企画


The WAREHOUSEとは

遊び方も、働き方も、すべてが変わる。
次世代の体験型商業施設、それが「The WAREHOUSE」です。
The WAREHOUSEは、羽田空港の対岸・多摩川河川敷に誕生した、全く新しいスタイルの商業施設です。
ここでは「遊び」「働き」「泊まる」ことができて、しかもそのすべてで、今までにない体験をもたらします。
多摩川河川敷という自然豊かな環境と、川崎の地が育んできた歴史がリンクして生まれたThe WAREHOUSEから、
新しいリバーサイドライフが始まります。

The WAREHOUSEの担う「mission」

The WAREHOUSEは2020年オリンピック/パラリンピックの開催直前に完成するオーガニックブリッジ(環境に配慮した構造)が羽田国際線ターミナルと直結し、さらに徒歩でも自転車でも渡れると言う健康的な都市インフラです。
世界(グローバル)と地域(ローカル)のコミュニティハブとしての役割を担っています。
地域の企業から排出された水素ガスを地域企業の力でエネルギーに変換し施設全体の電力の30%をカバーしています。
そして周辺には医療の最先端企業の研究機関が誘致され、世界からの研究者が集い始めました。
世界からの研究者やツーリストに地元企業のエネルギーサポートや、国際空港に自転車や徒歩で行けると言う世界でも稀に観るオーガニックな都市計画です。

一方観光や「おもてなし」だけではない豊かな日本のアウトドアフィールドを体験できるツアーデスクを置き、アジアNO1の体験型ツーリズムの拠点としての役割も担っています。
地元の人達の祭りのお手伝いをさせて頂きながらホテルに滞在されている方や最先端医療の研究者の方々との交流を深め、さらに健康で暮らし易い地域を作る事が目的の施設です。
そして施設名称の「The WAREHOUSE」は、もちろん川崎の土地の記憶を継承しております。


建築 / インテリアデザイン

国際的な先端医療の会社や大学の入るエリアは近代的な建築デザインが用いられる中、当該エリアは新築でありながら、土地の記憶の継承をするにあたり、既に何十年もそこに存在するデザインが必要でした。
それが地域の人や川崎の人達の「誇り」になり建物そのもが地域コミュニティの「苗床」になる唯一のデザインだからです。
100年以上前のサーチライトやエイジングではなく経年劣化している家具や照明を使い空間そのものを「その時代」にする事に最大の注意を払っています。


The WAREHOUSEは5のゾーンと10のコンテンツを内包した体験型商業施設です。

「河川敷のライフスタイル」×「土地の記憶継承」=The WAREHOUSE
この土地ならではの体験を、「働く」「泊まる」「遊ぶ」「楽しむ」「集まる」ための施設から届けます。
そして、それが有機的にリンクしたとき、新しい暮らしがはじまります。

The WAREHOUSEでは、
「5つのハード」と「10のソフト」がクロスオーバーし、さまざまなコンテンツを提供します。

5ゾーン

■ホテル「東急REI ホテル」
寝ているだけなんて、もったいない
「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」をひとことで言うと、次世代のライフスタイルホテル。
東急ホテルズが培ってきた宿泊施設の高いクオリティが、
The WAREHOUSEの「遊び」や「学び」のコンテンツと融合し、「泊まる」+αの体験を提供します。
素材の質感を活かしたシンプルな客室は186室、多摩川眼前の浴場を備え、宿泊する人々に最高の記憶を提供します。

■ホテルメインダイニング「キャプテンズグリル」
壮大なる景色と甘美な味わい
5Fに位置するレストランでは、グリル料理を中心とした上質なメニューを、多摩川と羽田空港という、
圧巻のビューを前に味わえます。店名の由来は、かつて羽田東急ホテルにあり、
ハイクラスな人々で賑わったレストラン「グリル・キャプテン」から。
そのグローバルかつ上質なDNAを継承しています。

■コワーク&カフェ「The WAREHOUSE」ビジネスラウンジ&カフェ
次世代のワークスタイルを実現
働き方も、新しく。場所や時間にとらわれず、自由に仕事に取り組めるコワーキングスペースは、
ビジネスパーソンやクリエイターが交わることで、新しいアイデアが生まれる創造的コミュニティとしても機能。
さらに、コミュニケーションとパフォーマンスを高めるカフェも併設されています。

■ライフスタイル&ストア「River cafe」
新しい体験は、ここからはじまる
RIVER CAFEは、ただのカフェではありません。NYフレンチスタイルの美味なる食はもちろん、
新しい世界と出会える良書、自転車や釣りといった大人の遊び道具、これらをリアルで体験できるワークショップやツアー……
そう、ここは体験型コンテンツの創造拠点。いかにも川崎らしい、
工場を思わせる温かみある空間に、国内外の人々が集まり、豊かなコミュニティが形成されます。

■パーク&リバーアクティビティ「TREX KAWASAKI 」
こんな大人の遊び場があったなんて
誰も知らなかった“遊び場”があります。The WAREHOUSEのすぐそばに開かれる雄大な多摩川河川敷、
そして近隣の公共公園は、上質な遊びの場として機能。The WAREHOUSEが提供するコンテンツを、
都心であることを忘れる開放的な空間で楽しめます。


10コンテンツ

Promotion / Bicycle & Tours / Bicycle & Factory / Travel & Books / BBQ & Diner / Music & Cinema
Catering & Party / Adventure tour desk / River & Activity / Park & Activity


The WAREHOUSE’s SOCIAL DESIGN

SOCIAL DESIGN 1 [ ENERGY ]


世界初! 地産H地消の水素エネルギー活用
The WAREHOUSEに流れるエネルギーの30%は、使用済みプラスチック由来の水素エネルギーです。
これは、川崎臨海部にある昭和電工でつくられた水素が、東芝の純水素燃料電池システムで生まれ変わった電気・熱。
まさに地産地消のエネルギーとして、周辺の自然環境に配慮した、循環システムを構築しました。


SOCIAL DESIGN 2 [ FUTURE ]


空港まで約5分! 2020年に連絡道路開通
The WAREHOUSEを含む国際戦略拠点「キング スカイフロント」と多摩川対岸の「羽田空港」を、
ダイレクトに結ぶ「羽田連絡道路」が2020年に開通予定。
車だけでなく、自転車通行も可能なアクセスビリティを誇り、国内外から多くの人々がこの街に訪れることが想定されています。
こうした新たな来街者が楽しめ、街を回遊する拠点をThe WAREHOUSEは目指します。


SOCIAL DESIGN 3 [ RIVER & PARK ]


川沿いの豊かなライフスタイルを地域に提案
近隣住民の方々に親しまれている多摩川河川敷と近隣の公共公園。
これらを連動させ、広範囲なイベントやアクティビティを発信していくことで、より楽しめる場に進化させていきます。
それは、地域の方々が当たり前すぎて気づいていなかった、地元の魅力再発見の契機となり、より強いコミュニティ形成に貢献します。


INFORMATION

〒210-0821 神奈川県川崎市川崎区殿町 3-25-11
TEL. 044-277-5400
● 京急大師線小島新田駅から徒歩で約15分
● JR川崎駅・京急川崎駅からバスで約20分
● 羽田空港から車で約10分(首都高速湾岸線利用)